茅野潤一郎先生

県短時代も含め、立場上、資格試験について学生に口うるさく言うことが多い(それで学生に煙たがられることも多い)のだが、試験の運営側に立つことがしばらく続いていたため、気づけば受験する方の立場からすっかり遠のいていた。

先日、自分の英語力を確認しようと、久しぶりに学外でTOEICを受験した。教室に入ったら自分の席が最前列の窓際だった。学生の頃、授業ではいつも最後列を陣取っていた私にとっては、それだけでナーバスになる。CDプレーヤーが妙な場所に置かれているのに気づいた。音が真横から聞こえてくるのも運営経験がある者にとっては愉快ではない。いや、そんなことよりももっと重大な事態に気づいた。腕時計を自宅に忘れてしまった!TOEICでは時間配分が結果を大きく左右するのはご存知の通り。あえてネットスラングを使えば「ヽ(^○^)/ オワタ」である。試験が始まった。この年齢になると2時間の試験は体力的に辛い。集中力を維持するだけでも精一杯。手を挙げて「すみません、ちょっと休憩させて・・・」と何度言いたかったことか。

考えてみれば、学生にとっては、このような試験が就活や教員採用試験などに直結することも多く、何度受験する回数があろうと、まさにhigh-stakes testである。相当のプレッシャーの中で学生が受験していることを思い浮かべると、「若いうちに資格試験を受けていた方がいいよ」と思いながらも、それを軽々しく口に出すのも考えものなのかもしれない。

 

41回生 阿部真子さん 英文科同窓会に向けて

バルセロナに移住してもう2年になります。外を歩けば必ず観光客や移民を目にします。スペイン語は多少発音が違ったり単語を間違えても不思議なほどわかってもらえます。ガウディ建築など観光名所がたくさんありますが、現地の人だと実は行ったことが無いという人も多いdす。街並みはヨーロッパらしくとても豪華ですが、道には犬のフンがよく放っとかれてるので注意が必要です。整っているようで開拓中なバルセロナで、私も7頑張って生き抜いていこうと思います。

 

42回生 遠藤香那子さん なりたい自分になるために

県短卒業後、信州大学に編入し、社会人になって間もなく6年目が終わろうとしています。振り返ってみるとアッという間です。

私は今、企業の人事担当として主に社員の採用や教育、相談教務を行っています。ある程度裁量が与えられ、やりがいある仕事も任せてもらえ、慌ただしくも充実した日々を送っています。最近は、キャリアコンサルタントを目指して養成講座に通っています。社会人経験20~40年の大先輩に囲まれ、資格の知識以外にも多くの学びが得られています。これからも、これまでにご縁のあった多くのロールモデルの背中を追いながら、「なりたい自分」になれるよう精進していきたいです。

写真は、(すみません掲載していないです←シュリンプクラブ広報部事務局)昨年のポルトガル旅行にてサングラスで派手なミニスカートにエプロンという「ナザレ」の伝統衣装のおばあさんと。40℃の炎天下とラテンの陽気な雰囲気で、人生観が少し変わったような気もします。また、カタコト英語でも思いが伝わる喜びを久しぶりに実感し、「そうだ、英文科卒だったんだ、わたし・・・」ということも思い出す旅となりました。今年は、胸を張って県短の英文科卒と言えるよう仕上げてから海外に遊びの行きたいとオモイマス。