台湾、ご本人は右から2番目です。

ご本人は、薄緑のトップスの人です。

女子会、ご本人は薄緑のトップスの人です。

 

 

 

 

 

 

 

皆様、こんにちは、立秋が過ぎても、名のみの暑さが続きますね。熱中症にどうぞ、お気を付けください。
さて、今月は私達が思う常夏の国、オーストラリアで頑張っていらっしゃる長谷川昌子さんのご紹介です。
では、どうぞ。
//////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

英語が大好きな私にとって、短大で英語を専門的に勉強できたことは幸せなことでした。学問に熱心な教師陣に恵まれていました。どの先生も皆、素晴らしかったですが、個人的には福島先生の授業が大好きでした。内容に引きつけられ、時間があっという間に過ぎてしまう。他にも、大桃先生の教育学の時の雑談が、今でも思い出すと笑える程おもしろかったです。

しかし、残念なことに私の通っていた当時は、まだ新潟県立女子短期大学でしたので、中央高校に続き、また女子だけというドキドキ感の無い学生生活でした。寄れるのもガストとジャスコ(イオンモール)ぐらいだったので、授業が終わると、家に直行するという地味な生活でした。ただ、一年終え、休学して渡ったアメリカ カルフォルニア州サンディエゴでの生活はとても楽しかったです。いろいろな人と出会えたのが、なによりの宝でした。サンディエゴは、メキシコとの国境付近にあり、車で30分も走ればメキシコ・ティファーナに着きます。初めて国境を越えた時、あまりに別世界でショックでした。小学校に通って勉強してるはずの小さい子供達が、物を売っていたり、物乞いしていたり。アメリカでは、砂糖の摂りすぎでシュガーハイになっている子どもたちがいる反面、メキシコでは、貧困ゆえに子どもたちが、お金稼ぎにキャンディーを売っている。政府が変わると、人の生活はこんなにも差があるんだということを目の当たりにしました。

2年間の語学留学を終え、復学した時、韓国語学科でも1年間の語学留学から帰ってきた学生さんがいました。お互い海外大好き者同士で、意気投合。学校真向いの彼女の下宿先でよく辛ラーメンをご馳走になったものです。数年後、彼女は、韓国留学時代に知り合った男性と結婚し、韓国に嫁ぎましたが、夏になると素敵な旦那様とお友達数人を連れて、私の実家に泊まり、皆んなでワイワイ夜中までよく遊んだものです。お陰で、韓国にも友達ができ、何度か韓国に行く機会がありました。朝までショッピングや、友だちと川辺で語り合ったりと、楽しい思い出が沢山です。

卒業後、英語教室で働きましたが、自分の将来を日本で思い描けなかったので、オーストラリアに引っ越しすることにしました。永住権を取りやすかったからです。短大の単位を移行し、西シドニー大学三年生(最終学年)に編入、その後大学院で2年勉強しました。専攻は通訳・翻訳。大学・大学院では、論文に追われる日々でした。論文を書いても、通訳・翻訳の国家資格試験(NAATI)に合格しなければ、卒業証書をもらえないし、永住権も取れないので、学校の勉強をしつつ、個人的に翻訳の練習に励む日々でした。生活費を稼ぐため、早朝のパン屋でバイトをしながら、カツカツの生活でした。たまにの外食は、決まってコリアン。なぜなら、副菜を無料でおかわりできるからです。笑。

無事、試験に受かり、大学院を終えた後、日系企業で働きましたが、人間関係にストレスの日々。1年後に、転職しました。以来、リタイアメント・ビレッジで調理の仕事をしています。仕事をしつつ、パートの学生として、専門学校で調理師免許を取りました。というのも、調理の仕事を始めた時は、コネで入れたので、資格がなかったのです。お給料は安いですが、自分が好きな事をしてお給料をもらえるし、ビレッジのお年寄りからも感謝されるので、幸せです。

短大を卒業し二十数年が経ち、40半ばになりました。でも、気持ちは未だあの時と変わりません。やりたい事もまだ沢山。今は、中国語を勉強しています。元々、語学能力が高くないせいもありますが、若い頃と違って、直ぐに忘れ、なかなか覚えられないです。やっぱり、若くないんだと感じざるを得ません。笑。

//////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

どうですか。なんだか、拝読していて、、勇気を貰えますね。毎回、きらりシュリンプ人にご寄稿下さる方々の原稿を一番先に読ませていただくのですが、県短は素敵な卒業生の宝庫だなぁと思います。これもひとえに私たちをご指導下さった先生方のおかげでもありますし、何よりも学友がいなければ、なしえなかったことだと思います。本当に県短の存在に感謝ですね。

さて、来月以降のご寄稿をご快諾下さった方々のご紹介です。

9月  5回生  菊池修子さん
10月 29回生 松野(旧姓 太田)典子さん
11月 ご検討中
12月 32回生 澤野智美さん
1月  交渉中
2月  7回生 島田(旧姓 中川)一子さん(京都特派員便りにもご寄稿下さいました)
3月  7回生 長岡(旧姓 外川)あゆさん
4月      石附 麻奈さん
5月 21回生 小林 まどかさん
6月 15回生 阿部(旧姓 松田)知子さん
7月 18回生 小林(旧姓 飯田)美代子さん

きらりシュリンプ人に関しましてのご意見、ご要望、ご感想、この方のインタビューを聞きたい、ご紹介したいというのがございましたら、シュリンプクラブ広報事務局kentanshrimp@gmail.comまでお寄せ下さい。また、突然のインタビューを依頼するかもしれませんが、どうぞよろしくお願い致します。
では、また24日にお会い致しましょう。 シュリンプクラブ広報事務局 16回生 渡部敦子